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近年、落語界で注目を集めている人がいます。
それは「瀧川鯉斗」という落語家の方です。
年長者の多い落語界の中では若く、目を引く端正な見た目もそうなのですが、異質な経歴ながら最も高い身分である「真打」に昇格されたという非常にドラマティックなストーリーが注目を集めています。
今回は瀧川鯉斗さんの経歴についてご紹介します。
読了時間は約5分。短い間ですが、お付き合い頂けると幸いです。
瀧川鯉斗の経歴

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まず、瀧川鯉斗さんの情報をザックリまとめてみました。
名前:小口 直也(おぐち なおや)
生年月日:1984年1月25日生まれ(36歳)
身長:182㎝
出身:愛知県名古屋市
活動期間:2005年~
師匠:瀧川鯉昇
所属:落語芸術協会
ぐあんばーる
瀧川鯉斗さん、漠然と「役者になりたい」という思いがあり単身上京。
生活費の工面の為に新宿のレストランで働いていたのだそうです。
レストランのオーナーと落語家の瀧川鯉昇さんが知り合いだったそうで年に何度か、落語の講演会をおこなっていたそうです。
「役者になりたいなら落語を聴いておけ」と店主催の独演会を観覧、1人で何役もやる「落語」に感銘を受けて、その日に瀧川鯉昇さんに弟子入り志願をしました。

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当時は「中卒なんで演目の漢字も読めなかった」とのこと。
ですが落語家の人達に凄く可愛がられ、1年ほどの見習い期間の後に「鯉斗」という名前を頂いたそうです。
晴れて落語家としての道を歩み始めたのですね。
右も左も分からない落語家になることに全く迷いはなかったそうです。
物凄い行動力と度胸のある方ですよね。
元々は暴走族の総長だった

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そんな瀧川鯉斗さんですが、実は地元では有名な暴走族の総長をやっていたのだそうです。
中学時代サッカーに熱中、愛知県代表に選ばれ将来はサッカー選手を期待されていましたがバイク好きが災いして生活態度が悪化。
高校の入学式で上級生50人と大喧嘩をして退学…人生初の挫折だったそうです。
その後名古屋では有名な暴走族「天白スペクター」に加入、12代目総隊長にまで上り詰めます。
因みにその時の画像がコチラ↓

出典元:https://www.dailyshincho.jp/article/2019/06090559/?photo=2
暴走族って本当にいるんですね…(-_-;)
「総長としてチームの仲間と過ごす日々は楽しかったけれど、反面『このままじゃいけない』という思いも湧いて出てきた」
とのこと。その後、17歳の時にチームを解散させます。
時が経ち、落語家として前座時代に地元の名古屋公演に出た際は暴走族仲間からのどす黒い声があがったとのこと…(^^;
暴走族と関わるものではないですね…。
自分が総長に選ばれた理由について「運転テクニックや参加頻度、気合」ではないかと瀧川さんは仰っていました。
落語家を広めるために多数メディア出演

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異質の落語家の瀧川鯉斗さん、落語を広めるためにメディア出演も多数なされています。
ファッション誌の「VOCE」2019年2月号にカラーで掲載。
2019年4月2日にはTBSテレビでDAIGOが司会をするバラエティ番組「ラストキス〜最後にキスするデート」にVTRの役者として出演されました。
他にも高級宝飾ブランド「ティファニー」のウェブCMにも起用され、「落語界一のイケメン」として大きく取り上げられました。
ですが、瀧川鯉斗さんは本業にするつもりではなく、あくまで「落語を世に広めたいから」仕事を行っているのだそうです。
ストイックな方ですよね!
仕事について質問されて「落語家です」と言うと「ウソでしょ!?」と皆、ビックリされるみたいです。
そのギャップが女性には魅力的なんだとか。
瀧川鯉斗の経歴 まとめ

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瀧川鯉斗の経歴についてご紹介しました。
瀧川さんに限らず、近年落語家のメディア出演が増えて10代・20代の若い人も落語を見に来られるのだとか。
今後の自分の活動について
「落語を知らない人に知っていただく活動をしていきつつ、寄席に足を運んで頂ける真打になりたいです」
「自分の色を出して、今の落語はこうなっているというのをみせられたらなぁと思いますね」
出典元:https://jtame.jp/ikemen/8157/
と語っておりました。
元暴走族の総長から異例の経歴を持つ落語家の瀧川鯉斗さん。
こういった「異質」な人物がこれからの時代を牽引するのかもしれませんね!
最後までお読み頂き、有難う御座いました!
今後も多数のメディア出演が予想されますね!