出典元:https://oceans.tokyo.jp/lifestyle/2019-0701-8/
「レンタルなんもしない人」といえば、
「なんもしない人(ぼく)を貸し出します」
「ごくかんたんなうけこたえ以外、なんもできかねます」
様々な人の依頼で『何もしないこと』を売りにして、生計を立てているという人です。
YouTuberのはじめしゃちょーが依頼したり、AbemaTVで取り上げられたり、少し前にドラマ化もされましたね!
今回はそんな「レンタルなんもしない人」はどのくらい稼いでいるのか?
収入状況についてご紹介します。
読了時間は約5分。短い間ですが、お付き合い頂けると幸いです。
見た目はごく普通で「特徴が無いのが特徴」という感じの人でした。
レンタルなんもしない人の年収

出典元:https://www.youtube.com/watch?v=PukeV3g5HpQ
まず、「レンタルなんもしない人」(以下「レンタルさん」)の年収についてお伝え致します。
元々、レンタルさんの業務(以下「レンタル業」)は無料で行っていたのですが、1年ほど前に1回1万円にされました。
インタビューにて
「依頼件数は大体、年間で1500件」
と仰っていたので、レンタル業だけでも大体
年収1500万円と見積もれますね!
ただ、こちら少し前に
無料に戻したみたいです。
ですが書籍を3冊出版されています。
それぞれ重版が掛かっており、仮に売り上げ10万部と仮定して
印税=定価×発行部数×一定率
として、本1冊を1500円として計算すると
年収1200万円になります!
加えてテレビ出演やドラマの収入を加えるともっと大きい額になりますね!
受け答えにもほぼ無表情で「言われたことに答えるだけ」という感じの人でした。
「なんもしない」の基準は結構曖昧で、本人は意識的に曖昧にしてるみたいです。
そもそも何故有料にしたのか?

出典元:https://www.youtube.com/watch?v=BOFTZhbwH7g
レンタルさん、レンタル業を行う前は仮想通貨にて収入を得ていて、お金には困っていなかったそうです。
では何故、有料にしたのでしょうか?
そのことについてレンタルさんは
・依頼が増えすぎて捌ききれない
・無償で飲食代や交通費を取ることに対する批判
と語っております。
メディアの露出が増えたことがきっかけで、
「妻子を食べさせなくていいのか」
「生活費ぐらいちゃんと稼げ」
とバッシングされたそうです。
そのことが有料化に踏み切った理由だそうです。
ですが依頼者曰く「タダで拘束するのは申し訳ないので、有料でかえって頼みやすくなった」とのこと。
「依頼者を否定しないし、悪口も言わない」のがレンタルさんの魅力なのだそう。
何故、依頼が絶えないのでしょうか?

出典元:https://www.youtube.com/watch?v=AXZ7BESdpXg
そんなレンタルさんですが、一体何故依頼が絶えないのでしょうか?
それは物珍しさやメディアの取り上げによる知名度の向上もあると思うのですが、
「何もしない」ということを
「価値あるもの」として「発信」した
ということではないでしょうか。
近年、仕事や人付き合いなど「何かしなければいけない」という風に日本人は考えがち。
ですが、「いてくれるだけでいい」という人間は私たちの想像以上に多く、それで慰められているみたいです。
「1人では、1人になれない」
というレンタルさんの言葉が印象的です。
皆、誰かに「自分」を認識してもらいたいのかもしれませんね。
因みに利用者の8割は女性だそうです。
その素朴な見た目からあまり危険を感じないみたいです。
そこも魅力の1つなんでしょうね。
レンタルなんもしない人 まとめ

出典元:https://www.youtube.com/watch?v=aU7me-tGHSU
レンタルなんもしない人についてご紹介しました。
レンタルさんのツイッターのフォロワー数は今現在、27万人を超えています。
今現在も
「添い寝の依頼」
「服屋への付き添い」
「旅行への同行」
等々、依頼が絶えないそうです。
日々、「なんもしない予定」で埋まっているのだそうです。
この仕事の良いところは「なにもしない」こと以外に
「人とは違う色々な経験を沢山出来る」
ところだそうです。
改めて現代でこのようなサービスが仕事として成り立つということに驚きしかありませんね!
最後までお読み頂き、有難う御座いました!
もしも「誰か」が必要になったときは「レンタルなんもしない人」を利用してみてはいかがでしょうか。